4月28日_EBC11日目、灼熱のアイスフォール_豪太日記

On 2013年4月28日 by dolphins

[行動概要]
ベースキャンプ高度順化

6:30 起床
7:30 朝食
9:30 アイスフォール探索
12:45 ベースキャンプ機関
13:00 昼食
16:00 酸素チェック
18:00 夕食

・食事
朝食:ごはん、カレー、納豆
昼食:ラーメン、サンドイッチ
夕食:ヤックハンバーグ、お味噌汁、ごはん、カレー

・天気
おおむね晴れ
朝-10℃
昼・体感温度30℃、実際は20℃

明日から父と僕は別行動となる。

初期の順化の遅れから、父はプモリC1(5700m)順化のみにして体力を温存、アイスフォールを通過するのは本番の一度のみとすることにした。

しかし、僕たちはそういうわけにはいかず、体を標高に順応させるため明日から5日間C1、C2、C3まで登りにいく予定だ。
高所登山は常に体力と高度順化のバランスをとりながら行う。しかし、すべての人は同じようにそのバランスをとるわけではない。

父はプモリから下りてきてからこの3日間、アイスフォールにて毎日トレーニングをしていた。明日がそれの最後の日で、その後、酸素を使用して仮想的に標高を下げる。体力を完全に回復してアタックに臨むためだ。
そのため、今後のトレーニングと体力回復を計画し、兄や五十嵐さんに引き継いだ。

それにしても、アイスフォールトレーニングなのだが、本日のアイスフォールは暑かった!



≫灼熱のアイスフォール
体感的には30度を超えるような暑さ。なぜこれほど熱いかというと、白いアイスフォールの世界が太陽光をすべて反射するからだ。

そのため、ここに数時間いると顔がひどく焼けてしまう。今日、3時間ほどのアイスフォールにいただけでみんなまっ黒になった。

日本を出発してから今日でちょうど1か月。
これからがあらゆることがあっという間に進むだろう。今回の高度順化後は天気を見ながらアタック体制が出来上がるからだ。
そのための酸素計画、食糧計画、荷揚げなどプモリから今日まで組み立ててきた。序盤が終わったと思うと、中盤はあっという間に過ぎ、次ベースキャンプに帰るころは具体的なエベレスト登頂となる。

ワクワクしてきた。


≫高度順応&アタックに備えて荷物の整理をする