5月24日 ご支援いただきました皆様へ
三浦雄一郎は体力の限界を魂の力で補い、そしてエベレストの山頂へ立つことができました。
下山途中何度も崩れ落ち、疲労困憊して、
8千㍍を超す高所で薄い空気に喘ぎ、ほぼ17時間動き続けていました。
山頂へ向けての強い想いとワクワクする好奇心、
そして多くのみなさまからのご声援を追い風として、
三浦雄一郎は山頂への一歩づつを刻むことができたのだと感じました。
今は精根全てを使い切り、8千㍍の第4キャンプのテントにて、
鋭気を取り戻すべく、昏々と深い眠りについています。
明日、再び新たなチャレンジが続きます。
登頂は輝かしい通過点ではありますが、
応援していただいた皆様へ元気な姿で戻ってくることが、
最大のご恩返しであると信じております。
これは、先ほど豪太が今日の最後の力を振り絞り、
衛星で送ってくれました山頂の写真です。
すでにメディアを通じて登頂の模様が届いたと存じますが、
後日、改めて内容をまとめまして、ご報告申し上げます。
C4に到着した三浦は、ほとんど声も出ないような状態でしたが、
衛星携帯電話を通じて、応援していただいた皆様に、
心からの感謝を申し伝えるよう、託されました。
まずはこの場を借りて、みなさまの温かなご声援に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。