ロブジェ東峰遠征日記 2012年10月19日

On 2012年10月19日 by admin

天 気 : 晴れのち曇り
行動概要: カトマンズ(1300m)→パクディン(2600m)
5時15分 : 起床
6時15分 : ホテル出発
7時40分 : 飛行機、カトマンズ→ルクラ
8時30分 : ルクラ着
9時30分 : ルクラ出発
12時00分: タラコシ 昼食
14時50分: パクディン Sun Rise lodge 着

朝食: パックランチ=クロワッサン、リンゴ
昼食: チーズサンドイッチ、ふかしイモ
夕食: ご飯、焼き鳥、オクラの刻み、チキンソテー

日記 (豪太)10月19日
いよいよ、ロブチェイーストを目指して出発する。朝5時、まだ外は暗いうちに起きたが、時差ぼけのためそれほど苦労せずに朝は起きることができた。
今回のメンバーは三浦雄一郎、貫田さん、五十嵐さん、大城先生、三戸呂君、そして僕というメンバーだ。
今回の遠征の目的だが、来年のエベレストを見据えて、三浦雄一郎の体調確認、体力向上と技術向上にある。
ロブチェイーストを選んだのは、6000mを超えるトレッキングピークでありながら、最後の部分は比較的技術が必要とされるからだ。そのため、日本からはすでに別送便で食糧や登山道具を送っておいた。これらの荷物を昨日から、貫田さん、五十嵐さん、三戸呂君で確認、隊と一緒に出発する手配をしてもらった。
しかし、空港についてひとつ問題がおきた。
それは、過去数年の間に飛行機事故が相次いで、ルクラ行きの飛行機が不足しており、遠征と一緒に荷物を送れないということだ。そのため、優先順位が比較的低い荷物(食糧)や高所に必要な装備などは後送することにして、これから1週間、トレッキングに必要な個人装備を優先的に飛行機に乗せてもらった。
今回のシェルパ頭=サーダーはペンバ・ギャルツェン、(08年のエベレストと昨年のメラピークも一緒に登った)と空港で合流、そのほかのシェルパは別送の荷物と一緒にトレッキング中に合流する予定だ。
僕達を乗せた飛行機は順調にルクラに到着した。
久しぶりのヒマラヤの希薄な空気を肺に吸い込む。
澄み渡った空気の中にヤックの糞を燃料とするストーブの煙が刺激臭となりせき込む。
天気は晴れ、いつもお世話になっているナワヨンデンさんのホリデイロッジに入り、トレッキングのスタンバイをする。
ルクラの標高2800mから2600mのパクディンはおおむね下り、農村とバティ(お茶屋)が並ぶ街道をヤック、ポーター、海外のトレッカーとすれ違いながら歩いて行った。
お父さんの調子はよさそうだ、登りもそれほどペースが落ちずにしっかりとした足取りでマイペースで進む。
パクディンには2時30分には到着したが、僕達の宿は町を抜けて、デゥーデゥコシ川を越えた先にあるSunrise Lodgeというロッジだった。とても綺麗なロッジで、それぞれの部屋に水洗トイレがあった。これまでパクディンで泊った中で最も快適なロッジだった。

天気は上々、快適なロッジ


のんびりトレッキング